エゾジカの角を使ったシカ笛です。
北海道の職人、照井氏が『一人で手作り』しています。
北海道のエゾジカ工芸家、照井氏の作品は、北海道の土産物屋さんでも見かけることができます。
一つひとつ、丹念に作られる作品はどれも、自然派アウトドアマンの心を揺さぶるものばかり。
今回は、その一部を当店で販売させていただくことになりました。
天然素材ですので、それぞれの凹凸模様には個体差があります。
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シカ笛とは?
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シカの鳴き声そっくりの音色が出る笛です。
吹きやすく内側にカーブした面に口をあて、息を吹くだけでシカの鳴き声がでます。
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使用用途
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・自然とのふれあいで
森などを歩いているとき、人に馴れたシカを見つけたら吹いてみましょう。
こちらをジッと見つめてきてカワイイですよ。近寄ってくる固体もいます。
群れだと、一斉にこっちを向いたりして面白いです。
※不用意に野生のシカをおびき寄せると大変危険です。観光地や保護区など、人によく馴れたシカでお試しください。
※特に秋口(繁殖期)の雄はピリピリしており、角も硬く戦闘態勢です。
・狩猟(単独)の場合
繁殖期にシカ笛を吹くと、メスと勘違いしてか、他の雄が縄張りに入ったと勘違いしてか、主に雄が様子を見に来ます。遠くから鳴き返す固体もいます。
このようにして誘い出し、猟銃で仕留める方法は、海外でよく見られます。
また、流し猟(忍び猟)の場合、歩いて獲物を探しますが、見つけたシカが移動中の場合、シカ笛を吹くとこちらを向いて立ち止まります。
これを猟銃で撃つ方法があります。
・狩猟(グループ猟)の場合
立つ間(待ち伏せ)に居るハンターの前を、シカが通ったとき、シカ笛を吹くとシカが一瞬立ち止まります。
ここをよく狙って撃つ、という『足止め』に使う方法があります。
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エゾジカとは?
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「エゾ」はその昔、北海道を指した言葉。つまり北海道に生息するシカで、日本では最大の種類となります。
広大な北海道に住むエゾジカは、本州のシカに比べ体格も角も立派に成長します。
本州のシカに比べ、角が左右に大きく広がりを見せるのも、広々とした森の生息していると邪魔にならないから、と言われています。
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角の調達方法
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シカの角は、毎年春先に自然と抜け落ち、生え変わります。これが秋の繁殖期を前に(他の雄と戦うため)立派な角に成長します。
生え変わりのために落ちた角を、森に拾いに行く、という方法で採集されています。
ちなみに、角が生えるのは雄だけです。
重量:21g
サイズ:60x15mm(キーホルダー部分含まず)